おいしく、手軽に食べられる食物繊維の豊富な野菜といえば、「ごほう」です。ごぽうには100gあたり5・7gもの食物繊維が含まれており、その含有量は、野菜のなかではトップクラス。

ごぽうには水に溶けない不溶性食物繊維と水に溶ける水溶性食物繊維が含まれています。

通常、ごぽうを食べる場合は、水にさらしてアク抜きをするため、水溶性の食物繊維は流れ出てしまい、主に摂取するのは、不溶性食物繊維となります。

しかし、便秘にいいのは、水溶性食物繊維なのです。水溶性食物繊維は、胃の中に入ると胃酸で固まり、腸の嬬動運動を促して便秘を解消します。

また、胃の中でふくらむため、空腹感がまぎれ、暴飲暴食を防ぐことができます。さらに糖分の吸収速度をゆるやかにするので、食後の血糖値の急激な上昇を抑えるという働きもあります。

この水溶性食物繊維を効率よくとるには、「ごぽうの煎じ汁」を飲むことです。煎じ汁なら水に溶け出した食物繊維はもちろん、ミネラルなどの栄養分もいっしょにとることができます。

加熱することでごぽうに含まれるオリゴ糖の働きが活発になるというメリットもあります。オリゴ糖は、甘味料などにも使われている、整腸作用のある糖類です。

消化されずに大腸まで届くため、ビフィズス菌の栄養源となって腸内の有用菌を活性化し、たまった便を強力に排出します。

ごぼうの煎じ汁は、新陳代謝を活発にするため、ニキビや吹き出物が出やすくなります。そのため、日ごろから新陳代謝の活発な人、ニキビの出やすい人は控えてください。

新陳代謝が活発な人が煎じ汁を飲みたい場合は、種子や葉を煎じたり調理したりして食べると、ごぽうの根の作用が緩和されるはずです。






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